仕組み
AMD FidelityFX Super Resolution 3(パッチ2.13で実装)は、画像のアップスケーリングとフレーム生成技術を組み合わせ、高フレームレートで高解像度フレームを実現します。この機能は、「設定」→「グラフィックス」の「クイックプリセット」で有効にできます。また、FSR Frame Generationを有効にする別の設定も存在します。なお、FSR Frame Generationは、AMD FidelityFX Super Resolution 3のアップスケーリングが有効な場合のみ利用できます。
プレイヤーの皆さんがビジュアル品質とパフォーマンスを柔軟に設定できるよう、FSR 2.1とFSR 3の両方のサポートを維持することにしました。これにより、試行錯誤しながら、自分のゲームスタイルに最も適した設定を見つけることができます。
推奨セットアップ
- サポートされているハードウェア:AMDのFSR3は幅広いGPUと互換性がありますが、ご利用されているシステムが対応しているか、こちらをご確認ください。
- 最低FPS:Frame Generationを有効にする前に、最低60FPSでゲームを実行することをお勧めします。フレームレートが低い場合、ビジュアル面の問題が発生しやすくなったり、フレームペーシングの問題が発生したりする可能性があります。
- モニターのリフレッシュレート:また、リフレッシュレートの高いモニター(120 Hz以上)でプレイすることを強くお勧めします。リフレッシュレートの低いモニターを使用するとフレームタイムの問題が発生する可能性があります。
- ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング:さらに、FSR Frame Generationを利用するには、OSで「ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング」が有効になっている必要があります。Widows 11では、このオプションはデフォルトで有効になっています。Windows 10でハードウェア アクセラレータによるGPUスケジューリングを有効にする方法:
- キーボードのWindowsキーを押しながら、「graphics」と入力し、Enterキーを押します。グラフィック設定メニューが表示されます。
- グラフィック設定メニューで、「ハードウェア アクセラレータによるGPUスケジューリング」オプションをオンにします。
- PCを再起動します。
- GPUドライバ:ご利用のPCで正常に機能するためには、GPUドライバを更新してください。AMDではバージョン 32.0.11037.4004、NVIDIAではバージョン 556.12、Intelでは32.0.101.5972が必要になります。
Frame Generation(フレーム生成)の使用に関する推奨事項については、こちらのAMDのブログでご確認いただけます。